仕事を抱え込む人は2タイプ

様々な企業のプロジェクトに携わる中で、しばしば「仕事を抱え込んでしまう人」の存在に頭を悩ませることがあります。

今回はそんな「仕事を抱え込む人」について、パターンと対処法をお伝えしていきます。

「仕事を抱え込む人」の性格は、大きく2タイプに分類できます。

A:積極的に抱え込むタイプ

・頼られると断らない(乗せやすいタイプ)
・「自分でやった方が早い」が口癖。
・「やりました感」がある仕事を好みがち(プライオリティは度外視で)
・自己評価が高く、他者の意見を聞き入れない人が多い。
・業務改革を伴うプロジェクトに対しては、否定的なスタンスをとりがち。

中には、意図的に仕事を囲い込んでブラックボックス化することで、自らの立場を確立するタイプもいます。

B:結果的に抱え込むタイプ

・頼まれると断れない(お人好しタイプ)
・人に頼むのも苦手なので、どんどん仕事が嵩んでいく。
・真面目で完璧主義(完成品しか出したくない、経過報告をしない)
・自己肯定感が低い人が多い。
・業務改革を伴うプロジェクトに対して、否定的ではないが積極的でもない(基本受け身)

このタイプには「残業時間=会社への貢献度」だと思っている方も少なくありません。

承認欲求をコントロールする

どちらのタイプも、根本的な対処方法は同じです。

まずは “共感” と “傾聴” からはじめます。
愚痴を聞き、不安や不満を吐き出してもらうことで警戒心を解いてもらい、相手との心の距離を縮めていきます。

話を聞くと同時に、承認欲求も満たしていきましょう。

Aのタイプは「実績、貢献度」、Bのタイプは「仕事の丁寧さ」あたりが、褒められると嬉しいポイントかと思います。
そこに周囲からの評判や感謝の声を添えるとなおGoodです。

そして、自尊心を傷つけないよう寄り添いながら、抱え込んだ仕事の荷下ろしを進めていきます。

・今抱えている業務を「教え伝える」ことで、知識やノウハウが共有され、メンバーの成長が促される。
・頼られるのは、誰しも嬉しい。
・○○さんの大変さを分けてほしい。

こう言われると、きっと悪い気はしないだろうと思います。

ひたすら与える側に徹する

褒められて嫌な気持ちになる人はいないと思います。
それは自分も然りですが、ここでは決して「承認を欲する立場」に回ってはいけません。

自分の承認欲求は徹底的に抑制し、他者の承認欲求を満たす「与える側」に徹してください。

その姿勢こそが、懐に飛び込み信頼を得るための第一歩なのです。